スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

岡崎Art&Jazz2012

『岡崎Art&Jazz2012』
2012年11月1日~12月2日の期間、岡崎市の岡崎シビコや
岡崎市図書館交流プラザ、旧本多忠次邸などで、現代アートの展示
が行われている。
展示の中心は、岡崎シビコ6Fと屋上。
屋上には、浅井祐介の「頭の上、足の下」が一面に広がる。
6階から階段を上ると、壁には多くの鳥が描かれ、訪れた人を
屋上へと誘うように飛んでいる。

シビコ6F階段

屋上にでるフロアの壁には、下に「頭」、上に「足」が描かれている。
驚いたような、ワクワクした様な顔の視線は、屋上に注がれる。

頭足300
以前は良く見かけた、デパ屋の遊園地をイメージした作品だ。
(シビコの屋上には無かったが)
浅井は、ここに大きなみどり色の花を描いた。花の中には、浅井が
得意とする(オオカミのような)動物が、描きこまれている。

シビコ屋上300

11/3は、土曜だったので、家族連れが、それも小さな子供連れが
多かった。浅井は、子供達のために(ここは遊園地なので)、お絵かき
の場を用意した。屋上展示の受付横には、チョークが置かれていて
誰でも浅井の描いた絵の上に、更に絵を書き加える事ができる。
(※但し、「黒板色」の動物の絵の上に限定。)

屋上植物とお絵かき

夕方になると、もう屋上はあたり一面、チョークの絵で埋まった。
(少々行き過ぎだったので、「黒板色」以外の所をボランティアさん
 が、モップで拭き取っていた。)
なんとも楽しい屋上遊園地。

シビコ6Fには、平川祐樹の「Vessele of Time、RiverBed」。
平川は、映像作家として知られている。
彼は、岡崎市の矢作川で、古くは縄文時代にまで遡る土器を
大量に拾い集めた。
 「それこそ、リュックにいっぱい。」
土器のかけらをそのまま、月の満ち欠けの様に並べたもの。
土器の破片をつなぎ合せ、復元した皿を使って矢作川の水を
すくう、「RiverBed」。
すくい1

時の流れに見立てた矢作川の清流を、土器がすくい上げる様に。
すくい2

この他にも注目の作家・作品が多数。
来年の、あいちトリエンナーレで出会うかもしれない作家の作品に
触れておくのも興味深い。
スポンサーサイト

Gallary+Cafe Blanka  葉栗 里 の彫刻

少し前になるが、Gallary+Cafa Blanka で 葉栗 里 の作品を見てきた。
(2012.10.10(水)ー19(金)他の作家5人と共に展示。)
http://www.blanka.co.jp/top.html

葉栗さんは、「翔(はばた)け!二十歳の記憶展」(2011年11月)でグランプリを受賞した
木彫の作家だ。
Blankaで展示を行うのは、2回目。
今年の3月の作品が、これ。

葉栗里フランカ400サイズ

逆さまになった少女が、”ふんわり”と海中に浮かぶ、浮遊感を漂わせる作品。
木彫のなめらかな肌が記憶に残っています。

葉栗さんの木彫り作品は、この"ふんわり”感がKey なのだが、今回はどんな
作品を見せてくれるのかと、Blankaを訪ねたら ・・・ 木彫ではない!
テラコッタだ。(素焼きの陶器)
 「 Coral Girl 」(サンゴ娘)

CoralGirl縦300

顔を上に向けた少女の上半身像のまわりに、トゲトゲの白い塊がいくつか配置
されている。床は、海底。白い棘状物は、サンゴ。岩なのか、または、サンゴ礁
にも見えるが、その穴の中から顔を出した娘は、ぼんやりと海面をながめている。
 (ポニョみたいだ・・・)
木彫の作品では、表面が良く磨かれていて、すべすべとした肌触りだったが、
このテラコッタの作品は、釉薬を塗っているわけでもなく、表面は素焼きそのまま
といった少々ザラザラした仕上げになっている。それが海底に横たわるサンゴを
連想させるのだが。
首から下、体の部分は薄茶色だけれど、素焼きそのままの色ではない。
テレコッサは、焼き上がった時点では、白色なのだそうだから、サンゴ礁(岩?)
のイメージに着色したのだろう。
髪は、黒と言うよりは、薄茶に碧が混じったような色で、海草のようだ。

この作品を含め、これまでの葉栗さんの作品には共通のテーマは、”浮遊感”。
サンゴ娘は、海底のサンゴの穴から顔を出し、ぼんやりと海面を眺めている。
しっかり見つめているわけではない。
そこにある現実のその先の、見えない向こう側を眺めている。

 「大人でもない子供でもない、高校生くらいかな。」(葉栗さん)

確かな未来が見渡せるわけでもなく、希望が持てずに落胆するわけでもなく、
明るい将来を楽観するわけでもない。浮遊感。
これは、現代の「少女像」のひとつだと思う。
プロフィール

ゆでたまご

Author:ゆでたまご
鑑賞者の目で現代アートを探求

最新記事
訪問者数
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2012/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
訪問者数
訪問者数
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。