犬飼真弓-絶対領域 (STANDING PINE
12月21日(土)レビュー講座仲間と一緒に、名古屋伏見のSTANDING PINEを訪問、
犬飼真弓さんの「絶対領域」展(最終日)を鑑賞しました。
丁度、犬飼さんも在廊で、少しですが話を伺う事も出来ました。

犬飼さんの作品は、STANDING PINE で何度か拝見していました。例えば2011年の作品で
「無題」がありますが、
![mayu2[1]cv200](http://blog-imgs-47.fc2.com/a/r/t/art08/20131229190537834.jpg)
これなど、彼女独特の表現で、ご存知の方も多いでしょう。
今回の展示を見ますと、その特徴が更に推し進められた印象があります。

かなりデフォルメが進んだ感じですね。
この表現をどの様に製作したのか、犬飼さんに聞いてみました。
写真に撮ったものを、少し丸めて横から見ると、この様な縦長の顔に見える
のだそうです。勿論それだけでなく、その写真に色(白?)を塗ったり、それを更に
写真に撮って、それを描くとか・・・。
まあ、技術的にはそうなのですが、気になるのは、何を描いているのか?ですね。
もうひとつ、今回の個展のテーマにもなっている「絶対領域」という作品です。

見るとお風呂に浸かっている様ですね。後ろの影は何かはっきりしないですが、
お風呂を何かが取り囲んでいる「絶対領域」でしょうか。
犬飼さんに、「これは露天風呂に入っているところですか」と聞いたら、
「まーそれでも良いですけど」
と言っていた。
誰も入って来ない、ゆっくりとお湯に浸かっていられる安心空間としてのお風呂は、
彼女なりの「絶対領域」の表現としてもおかしくは無いのかな。
後ろの影をお釈迦様の指と見立てると、その掌の上でお風呂に浸かるのなら
「まさに、絶対領域ですね」と言ったら、「ウッフフ」との返事だった。
隣にあったのは、この作品ですが、(タイトルは、「心の死」の様な。忘れました。)

一緒に行ったYさんは、「ちょっと怖い」と言っていた。
犬飼さんの絵は、よくその様に言われるそうだ。
「もう少しかわいく描いて」という注文も聞かれるとか。
でも、描く目的が違うのだろうから、今後もかわいい女の娘は、出て来そうにない。
心の奥底にあるものを、女性の顔をアイコンとして描いている、のだろうか。
今回は時間が無くて、あまり話を聞けないのが残念だった。
2014年には、ここSTANDING PINE でまた個展があるだろうから、その時は、
じっくりと話を聞いてみよう。
犬飼真弓さんの「絶対領域」展(最終日)を鑑賞しました。
丁度、犬飼さんも在廊で、少しですが話を伺う事も出来ました。

犬飼さんの作品は、STANDING PINE で何度か拝見していました。例えば2011年の作品で
「無題」がありますが、
![mayu2[1]cv200](http://blog-imgs-47.fc2.com/a/r/t/art08/20131229190537834.jpg)
これなど、彼女独特の表現で、ご存知の方も多いでしょう。
今回の展示を見ますと、その特徴が更に推し進められた印象があります。

かなりデフォルメが進んだ感じですね。
この表現をどの様に製作したのか、犬飼さんに聞いてみました。
写真に撮ったものを、少し丸めて横から見ると、この様な縦長の顔に見える
のだそうです。勿論それだけでなく、その写真に色(白?)を塗ったり、それを更に
写真に撮って、それを描くとか・・・。
まあ、技術的にはそうなのですが、気になるのは、何を描いているのか?ですね。
もうひとつ、今回の個展のテーマにもなっている「絶対領域」という作品です。

見るとお風呂に浸かっている様ですね。後ろの影は何かはっきりしないですが、
お風呂を何かが取り囲んでいる「絶対領域」でしょうか。
犬飼さんに、「これは露天風呂に入っているところですか」と聞いたら、
「まーそれでも良いですけど」
と言っていた。
誰も入って来ない、ゆっくりとお湯に浸かっていられる安心空間としてのお風呂は、
彼女なりの「絶対領域」の表現としてもおかしくは無いのかな。
後ろの影をお釈迦様の指と見立てると、その掌の上でお風呂に浸かるのなら
「まさに、絶対領域ですね」と言ったら、「ウッフフ」との返事だった。
隣にあったのは、この作品ですが、(タイトルは、「心の死」の様な。忘れました。)

一緒に行ったYさんは、「ちょっと怖い」と言っていた。
犬飼さんの絵は、よくその様に言われるそうだ。
「もう少しかわいく描いて」という注文も聞かれるとか。
でも、描く目的が違うのだろうから、今後もかわいい女の娘は、出て来そうにない。
心の奥底にあるものを、女性の顔をアイコンとして描いている、のだろうか。
今回は時間が無くて、あまり話を聞けないのが残念だった。
2014年には、ここSTANDING PINE でまた個展があるだろうから、その時は、
じっくりと話を聞いてみよう。
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