葉栗里「ここはたしかこのあいだもきたとこだ」
2014年1月12日(日)伊勢現代美術館で、葉栗さんの展示「ここはたしか このあいだも きたとこだ」を見てきた。
朝7時に自宅を出発、渋滞がそれほどでもなかったので2時間と少々で到着。
この美術館は、南伊勢町の五ヶ所湾を望む高台に位置し、窓からは美しいリアス式海岸を望み見ることができる。
伊勢現代美術館の正面。

庭の彫刻群の先に、五ヶ所湾の海岸を望む。

何はともあれ、喫茶スペースで朝のコーヒーを頂いて。
葉栗さんがここで展示を行なうのは、昨年の「fresh 2012 葉栗里展」に続いて2回目。
伊勢美術館のブログ・・・fresh 2012 葉栗里展
今回の展示は、別館となる屋外彫刻館「宇空」で行なわれていた。

作品は、白い塀に囲まれた野外展示場ではなく、入口となる三角屋根の建物内に展示されていました。

博士課程の卒業制作展のときの、白い馬にのる娘ですね。葉栗さんのこれまでの作品は、頭を下にしたり、上を向いたりでしたが、今回は違う様です。まっすぐ前を見ています。馬に跨るのもこれまでに無いですね。でもまあ、あまり野生的とは言えない馬の顔もそうですが、全体にふんわり感が漂うのは如何にも葉栗作品と言えるでしょう。
馬に跨った娘は、どこに行くのでしょう。楽しかった学生生活も終わり、これから作家としての道を進もうと、少し高いところから先を見詰るかのようです。
「宇空」で見ていた時は気付かなかったのですが、今改めて写真を見てみると、

なかなかどうして、口元キリリとして、しっかり前を見詰ています。手綱を持つ手も堅く握りしめ、気合十分です。
それにしても、このスペースに作品がひとつだけとは、寂しいですね。
じつは、展示開始時には、もうひとつ作品があったそうです。2013年8月に名古屋のギャラリ「地球堂美術」に展示していた「かすかなもくずたち」です。

50cm程でしょうか、小作品ながら、葉栗さんの製作手法が少し変化を見せ始めた時のものでした。友人の大耳君によると、展示初日に破損してしまい、現在修理中だそうです。2つの作品が同じスペースに並ぶと、どんな風に見えるのか、興味をそそられます。作品は、触れずに鑑賞したいですね。
朝7時に自宅を出発、渋滞がそれほどでもなかったので2時間と少々で到着。
この美術館は、南伊勢町の五ヶ所湾を望む高台に位置し、窓からは美しいリアス式海岸を望み見ることができる。
伊勢現代美術館の正面。

庭の彫刻群の先に、五ヶ所湾の海岸を望む。

何はともあれ、喫茶スペースで朝のコーヒーを頂いて。
葉栗さんがここで展示を行なうのは、昨年の「fresh 2012 葉栗里展」に続いて2回目。
伊勢美術館のブログ・・・fresh 2012 葉栗里展
今回の展示は、別館となる屋外彫刻館「宇空」で行なわれていた。

作品は、白い塀に囲まれた野外展示場ではなく、入口となる三角屋根の建物内に展示されていました。

博士課程の卒業制作展のときの、白い馬にのる娘ですね。葉栗さんのこれまでの作品は、頭を下にしたり、上を向いたりでしたが、今回は違う様です。まっすぐ前を見ています。馬に跨るのもこれまでに無いですね。でもまあ、あまり野生的とは言えない馬の顔もそうですが、全体にふんわり感が漂うのは如何にも葉栗作品と言えるでしょう。
馬に跨った娘は、どこに行くのでしょう。楽しかった学生生活も終わり、これから作家としての道を進もうと、少し高いところから先を見詰るかのようです。
「宇空」で見ていた時は気付かなかったのですが、今改めて写真を見てみると、

なかなかどうして、口元キリリとして、しっかり前を見詰ています。手綱を持つ手も堅く握りしめ、気合十分です。
それにしても、このスペースに作品がひとつだけとは、寂しいですね。
じつは、展示開始時には、もうひとつ作品があったそうです。2013年8月に名古屋のギャラリ「地球堂美術」に展示していた「かすかなもくずたち」です。

50cm程でしょうか、小作品ながら、葉栗さんの製作手法が少し変化を見せ始めた時のものでした。友人の大耳君によると、展示初日に破損してしまい、現在修理中だそうです。2つの作品が同じスペースに並ぶと、どんな風に見えるのか、興味をそそられます。作品は、触れずに鑑賞したいですね。
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